経費節減は、会社のためにはなりません!
利益を出すため経費節減は、一時しのぎに過ぎません。
無駄な経費を削減したら、次は、売上アップのため積極的な行動を取らなければなりません。
経費を節減し、ひとまず、赤字をなくしたとしても、そのままでは、また、売上がダウンし、さらなる経費節減を迫られる。
負のスパイラルにおちいります。
人件費は、上手に使えば使った以上に回収できます。最も大きい金額でかつ最も重要な経費なので、しっかり把握しましょう。
さらに、広告宣伝費や教育研修費は、業績が悪くなると真っ先に見直される金額ですが、広告宣伝費や教育研修費を削減してしまうと、お客様が減ってしまったり、サービスの質が低下してしまいます。会社の競争力の低下につながります。
広告宣伝費と教育研修費は、積極的に使うべき経費です。上手に使っていきましょう。
現在、法人税の実効税率は30%です。
100万円の利益が出ると、約30万円の法人税等がかかります。
税金を払ったあとで、20万円の広告宣伝費を使うと、50万円手元に現金が残ります。
100万円-30万円-20万円=50万円
20万円の広告宣伝費を税金対策として、決算を迎える前に使った場合どうなるでしょうか?
100万円の利益は80万円に減りますので、法人税等も約24万円に減少します。
広告宣伝費と税金を払った後の手許現金は、56万円です。
100万円-20万円-24万円=56万円
決算日を迎えたあとに、広告宣伝を行う場合と決算日を迎える前に広告宣伝を行う場合では、手元に残るお金が6万円も違います。
経費を使うタイミングで、お金をより効率的に動かすことができますので、覚えておいてくださいね。
経費を上手に管理する方法は、経営計画を立てることです。
長さを図るものは「ものさし」。重さを測るものは「秤」。
会社の業績をはかるものが「経営計画」です。
経営計画を立てて、毎月実績とくらべることで、会社の問題点が分かります。
例えば、計画では売上高100万円でした。実績の売上高は80万円です。この計画と実績の差額20万円が会社の問題点です。
売上が足りないので、例えば「新聞の折込広告を出す」「DMを出す」「営業に力を入れる」などの対策を講じる必要があります。
継続的に、計画と実績を比べることで、対策の効果を図ることができます。
新聞の折込広告を出したら、売上が計画を上回ったのならば、継続的に折込広告を続けようと言う判断ができます。
常に、計画と実績を比べることで、スムーズな経営を行うことができます。
経営計画は、どうやってたてたら良いでしょうか?
経営計画を立てる時、一般的には売上高から順番に決めて行くことが多いかもしれません。
「今期の売上高が100だったから、来期の計画は20%upの120にしよう」というぐらいに。
会社経営で、いちばん大切なのは利益です。売上高から決めていき、利益まで計算してみたら、結局赤字だった。となると、計画を立て直さなければなりません。
何回も修正するのは、時間も手間もかかってしまいます。そこでどうしたらよいかと言うと、利益を先に決めちゃいます。
経営コンサルタントの神様一倉定氏は、「経営は逆算である」と言っています。
まず、利益を決めましょう。
利益①を決めたら、営業外費用②と営業外利益③及び期間費用(⑥~⑨)である経費をいくら払うかを決めていきます。
利益と期間費用が決まったら、稼ぎ出さなければいけない粗利金額⑩が決定します。
粗利金額が計算できれば、前期の粗利率を用いて、目標売上高⑫を計算することができます。
Ⅰ利益の決定
Ⅱ期間費用の決定
Ⅲ利益+期間費用=粗利金額
Ⅳ粗利金額÷前期の粗利率=目標売上高
ざっくりと、4段階で目標利益金額まで計算できます。
まず、利益を決めろと言われても…。という方もいると思います。次に利益の決め方を説明しますね。
現在、赤字の会社は、「まずは利益がとんとんに持っていこう」というのも立派な目標です。
借入金を返済している会社は、次の算式を参考にして目標の利益を計算してみましょう。
(1年間の借入金元金返済額-減価償却費)÷0.7=目標利益金額
この算式で計算した目標利益金額は、借入金の元金返済をして、税金を払ったあとの現金預金を減らさないための利益目標です。
借入金の元金返済は、税金を払ったあとの利益で返済していきます。経費の中で、減価償却費は、現金の支払いが伴わない経費なので、控除します。最後に0.7で割り算するのは、今の法人税の実効税率が大体30%なので、0.7で割返すことで、税金を払う前の目標利益を計算することができます。
ここまで、読んでみて、業績アップのために経営計画をたててみたいと思ったけど、一人で計算していくのは難しそうだなぁと思ったあなた。
2005年の開業以来、のべ1000社以上の決算をお手伝いしている税理士関口義宏が代表の和み税理士つくし野オフィスが全面的にサポートします。
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当社のホームページをここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。
私は、大学卒業後、トラックの運転手になり、ヤナセの車を運んでいました。
その後、税理士を目指し、試験勉強を始め、最初の受験をしたあとで、地元の会計事務所へ就職しました。
税理士試験は、11科目のうち5科目を合格する試験です。
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