貸借対照表のどこを見れが良いか分かりますか?
貸借対照表は、現在の財政状態がわかります。
さらに、会社設立から現在までの歴史が数字で表示されています。
10年間ずっと赤字であっても、資金調達が上手な会社は倒産しません。
アマゾンは、設立から7年間はずっと赤字でしたが、今でも事業を続けています。
逆に、ずっと黒字であっても、現金預金がないと倒産します。いわゆる黒字倒産です。
会社が倒産してしまうかどうかを左右する科目は、現金預金です。
つまり「現金預金」は、会社の経営者にとって最も重要な科目なのです!
その「現金預金」が表示されている帳票は、貸借対照表です。
一般的に、中小企業の社長さんは損益計算書に表示されている売上高や利益金額は気にします。
損益計算書は、売上から経費を差し引いて利益が表示されていて、会社の業績を表していて何が書いてあるか非常にわかりやすいので、損益計算書はしっかりと見る社長さんが多いです。
しかし、損益計算書では、会社の一定期間の業績のチェックはできますが、現金預金残高など、財務状態はチェックできません。
貸借対照表は、とっつきにくい帳票ですが、会社経営上、とても重要なポイントが表示されますので、ちゃんと見られるようにしましょう。
貸借対照表とは?
貸借対照表は、一定時点の会社の財産債務を表します。
貸借対照表を英語でいうとバランスシート(Balance Sheet)です。
バランスシートのバランスとは、「左側と右側がバランスしている」という意味ではなく「残高」という意味です。
つまり、バランスシートとは、残高表です。
貸借対照表の科目をよく見てみると「現金」「普通預金」「棚卸資産」「売掛金」「車両運搬具」「買掛金」「長期借入金」や「資本金」など、経営者ならばわかる項目が表示されています。
貸借対照表が上記のような意味がわかる項目だけが並んでいれば、もっと理解できる人が多いと思います。
しかし、「前払費用」「貸倒引当金」「未払費用」などあまり意味がわからない科目も同時に表されています。
なぜ、貸借対照表には、意味のわかる科目とあまり意味がわからない科目が表示されているのでしょうか?
貸借対照表には、一定時点の残高を表示する役割のほかに、正しい期間損益計算を行うための役割があります。
経営者は、会社の財産債務を把握して、意思決定をしてください。
つまり、意味のわかる項目のみを確認するだけで大丈夫です!
貸借対照表の意味のよくわからない項目は、気になるかもしれませんが無視しちゃいましょう。
貸借対照表の構造は、むかって左側に「資産」が表示され、右側が「負債」と「資本」が表示されます。
また、一般的には流動性配列法で、科目の順番が表示されます。
流動性配列法とは、左側は一番上が「現金」次に「普通預金」「売掛金」と続き、下の方は「車両運搬具」などの固定資産が表示されます。つまり、現金化されやすい項目を順番に表示します。
一方、右側は一番上が「買掛金」「未払金」「短期借入金」と続き、「長期借入金」が表示されます。そして、負債の下に「資本金」や「利益剰余金」が表示されます。右側は、支払いが早い順に表示されます。
左側の資産の項目は、現金預金など上の方をなるべく厚くしてください。右側は、下の方が厚くなるようにしましょう。
貸借対照表は、左のように図式化すると感覚的に理解できますし、3年から5年分を並べて比較すると、現状の問題点などが理解しやすくなります。
ものを販売するときには、掛販売をするよりも、現金販売をしましょう。仮に掛け販売する場合でも、回収の期間はできるだけ短くしましょう。
資金調達するときは、3ヶ月で返済期間が来る借り入れを行うのではなく、5年や10年で返済する借入金をしましょう。
「回収は早く。支払いは遅く!」が基本です。
基本を守ることで、ムダの少ない筋肉質な会社になります。
筋肉質な貸借対照表をつくるのは、経営者の意思決定が重要です。
業績は、会社のスタッフ全員の努力で上げます。貸借対照表は、経営者の決定で決まります。
筋肉質な貸借対照表を作り上げるには、会社は継続的に利益を上げて税金を払いながら、成長させていくことが重要です。
そのために、経営計画を作成し、目標を定めます。
そして、目標と実績のチェックを行い、軌道修正しながら、一歩づつ、筋肉質な会社を目指していきましょう。
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過度な節税は、会社の弱体化します。
中小企業の経営者は、「赤字は嫌だけど、黒字も嫌だ」という経営者がいます。それでは、会社に体力が付きませんので、平時はまだそれでも良いですが、非常時にはピンチになります。
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