節税は、税金が減った分のお金は増えません。 | 町田の和み税理士つくし野オフィスの業務内容

会社を継続しようと思ったら、お金持ち企業を目指しましょう。急激な売上の減少を引き起こすような緊急事態が起こったとしても、お金があれば乗り切ることができます。

借入金を活用して、手元資金を充実させていきましょう。ただし、借入金は返さなければいけないお金です。中長期的に考えると、借入を活用して手元のお金を充実させながら、継続的に利益を出して、お金持ち企業を目指しましょう。

中小企業の実効税率は約25%です。つまり、100万円利益を出すと25万円を税金として国や地方公共団体へ支払い、のこり75万円は会社に残ります。
税金を支払った残りの利益を積上げていくことで、すこしずつ会社の体力はついていきます。

私は、大学卒業後トラックの運転手となり、ヤナセの自動車を運んでいました。
たまに、朝方まで仕事をしていたので、このままだと、体力的についていけなくなると思い、転職を決意しました。

一応、大学は商学部だったので、トラックの運転手をやめ税理士を目指し始めました。
最初の試験が終わってから、地元の会計事務所に就職して、働きながら勉強をしました。
税理士試験は、全部で5科目の試験に合格する必要があります。勉強を始めてから3年間は、1つも試験に合格せず、迎えた4年目。今年1科目も合格できなかったら、税理士をあきらめようと思って試験を受けたら、2科目合格。次の年に1科目。その次の年に2科目合格して、税理士の資格を取得しました。

税理士の試験勉強をしながら働いている時の仕事の流れは、こんな感じでした。

資料を預かる　→　事務所に戻り、資料を処理。試算表を作成　→　試算表を渡し、資料を預かる

この当時の私は、試算表をどうやって活用するか方法が全くわからなかったので、ただ、試算表をお客様に渡して、利益が出ているかどうかをお伝えするだけでした。
こんな仕事ぶりで、お客様の役に立っているか疑問を持ちつつ働いていました。
税理士試験は、決算書の作成や税金の知識を問う問題は出ますが、決算書をどう活用するかということは問われませんでした。

税理士になり、独立開業してからは、お客様のお役に立ててもらえるような仕事をしようと、決算書の読み方や経営計画の本を読み、会計や経営の勉強会であるMGに参加しつつ経営の勉強もしました。

さらに会計事務所の経営や実務での経験も積み、顧問先企業をお金持ち企業になるサポートをすることを目標に仕事をしています。